島キャン実施レポート

島のましゅと島じかん

2019年夏 徳之島
ましゅ屋
8/29〜9/12
東洋大学/国際観光学部  神谷夏穂
他のどこでも味わえない徳之島の生活
考えること
初めておこした火

就業2日目、就業先のましゅ屋のりゅうさんから、なんの説明もなくマッチを渡され、「火を起こして」と伝えられました。初日にりゅうさんが火を起こしているのは、ぼんやりと見ていましたが、まさか自分がつけるとは思ってもみませんでした。もっとしっかり見ておけば良かった、、、と思ったけれど、後悔する暇もなく、すぐに火をつけなければなりません。どうやってやればいいんですか?と尋ねても、自分で考えなさいと言われてしまいました。

なんとか格闘しながら30分、やっと火をつけることができました。島で生活して分からないことがあり、聞くたびに考えなさいと言われて生活しました。今まで分からないことはすぐ人に聞いて、ネットで調べてきた私にとって、とても新鮮で本当に貴重な2週間になりました。

自分が今まで、どれだけ考えることを放棄してきたか、学べるものからなにも学んでこなかったか、身をもって実感すると同時に、考えることは本当に大切だと思いました。そのことを教えてくれたりゅうさんには、心から感謝したいです。厳しく時に優しく、たくさんのことを教えてくださり、本当にありかとうございました!!!私の今後の人生において、とても大切な2週間になりました。

島のぬくもり
島の方々に小原まて連れていってもらいました!

島へ行く前、島の方々とたくさん関わり、島についての話をたくさん聞くことを第一の目標として掲げていました。島キャンの就業先も、島の方との交流という点を一番に重視して選びました。しかし、人見知りなこともあり、上手く話せなかったらどうしよう、仲良くなれなかったらどうしよう、と不安でいっぱいでした。私の不安とは裏腹に、島の方々は本当に温かくて、たくさん話しかけてくれて色んなことを教えてくれました。珍しいところに連れていってくれたり、美味しいご飯をお腹いっぱい作ってくれたり、たくさん可愛がってくれたり。東京からきた私にまるで親戚のように接してくれて、本当に嬉しかったです。徳之島にきて、ましゅ屋で就業したからこそ、ここまで島について教えてもらえたのかなと思います。

自分の想像以上に島のことを知れて、たくさんの経験をすることができました。本当にありかとうございました!!!

濃厚

長いようであっというまだった2週間。その中で、本当に多くのことを学べました。たくさんの島の人と関われて、知らないことも知れたことで、今後の将来について向き合おうと思えました。東京で生まれた私にとって、とても新鮮で、私が今普通に暮らしてる同じ瞬間に、島ではこんな生活をしているのだと考えると、とっても不思議な気持ちになります。

自分の良いところも悪いところも見えてきました。この2週間は東京にいる2週間では絶対に学べない本当に濃い2週間でした。今後の人生においても、大きな経験だったと思います。学んだこと感じたこと、見たこと聞いたこと、忘れることなく大きな財産にしたいと思います。本当にありかとうございました!!!

島じかんのランチ
海水の沸騰
サイクリング