島キャン実施レポート

島に来て学んだこと

2017年夏 沖永良部島
知名町商工会
2017年8月2日~8月15日
上智大学/理工学部  岡 大貴
都会にはない島の人の温かさと団結力
はたらくことの表と裏
祭りの後夜遅くまで花火のくずを拾う青年部の方々

自分は知名町商工会の青年部にて8月5日6日開催予定だったふるさと夏祭りの準備と運営の手伝いをしました。開催予定だった、というのは台風の影響で祭りが12日13日に延期になったからです。祭りの延期が決定してまず台風の直撃に備えてそれまで青年部の方々が何日もかけて用意してきた提灯ややぐらを撤去しなくてはいけませんでした。その撤去の作業はやはり肉体的な作業が多く炎天下の中の撤去の作業はとても大変だったのですが弱音を吐いている青年部の人は1人もいませんでした。そして台風が過ぎた後、撤去したやぐらなどをたてなおしたりと祭りの準備が始まり、やはりこれも肉体的な作業が多く毎日のように熱中症になりかけました。祭り当日、祭りの最後の花火が終わってお祭りは無事終了しました。しかしここからが大変で島のみんなが祭り楽しかった~と家に帰る中、青年部員の方々は祭りの後片づけを始めました。ここで一番驚いたのが花火の打ち上げたくずを拾う作業でした。自分は今まで知らなかったにですが花火は打ち上げたらたくさんのくずが出て拾わなくてはなりません。その作業を青年部員の方々とやり後日また撤去作業を手伝い祭りのお仕事が終わりました。島の人たちは知っているのでしょうか?祭りが運営されるにあたって裏で祭りにも参加せずにこんなに頑張っている人たちがいたことを。仕事には必ず表に出る部分と裏で頑張らなきゃいけない部分が必ずあると思います。そしてその裏の部分を頑張っている人たちがいるからこそ世の中はまわっているのだと思いました。

島の人たちの温かさと島の時間の流れの遅さ
島の人たちと仲良くなって知名字の祭りに参加しました!

自分が沖永良部島に着いて一番驚いたことは島の人がすごいしゃべりかけてくれてすぐに仲良くなれることです。ひとりでホテルの周りなどを散歩しているといつの間にか知り合いが5人くらい出来ていたなんてことがよくあったし泊まっていたパラダイスインというホテルでもホテルの方がマンゴーをくれたりしました。都会と違い、島の人みんながきさくに話しかけてきてくれたり何か島の名物をくれたりして人の温かさを感じることができました。
また、島での1日はすごく長いように感じました。これも都会とは違い、都会ではみんなが忙しそうに過ごしているからなのか1日があっという間に終わってしまいます。しかし沖永良部ではすごい時がゆっくり流れていてまだこの時間か!となることが多々ありました。

沖永良部の観光名所
貸し切りのトゥモロー!

自分は2週間沖永良部にいてほとんどの有名な観光名所はめぐったのですが特によかったところを紹介したいと思います。
まず1つ目に昇竜洞です。ここは沖永良部で有名なケイビングを観光用にした場所でとても大きい洞窟に普通のかっこうで入ることができます。またケイビングと違い割と安いなお金で行けて洞窟の中では昇竜洞についてのナレーションもついていてナレーションを楽しみながら洞窟を40-60分ぐらいで散策することができます。
2つ目に屋子母ビーチです、ここではきれいな透き通ったビーチを見ながら流しそうめんとかき氷を食べることができます。さらにそのどちらもおいしいのでぜひ足を運んでみてください。
最後になんといっても住吉海岸にあるトゥモローです。ここはあまり人には知られていなくとても入り組んだ道を通ってはじめていけるのですが海がきれいすぎて最初見たとき言葉が出ませんでした。また基本的に人はいないので貸し切りビーチです。google mapとかにも載っていないので行くときは現地の人に聞きましょう。