島キャン実施レポート

えLOVE(えらぶ)な日々

2019年夏 沖永良部島
一般社団法人おきのえらぶ島観光協会
8/1~8/14
城西国際大学 観光学部  大鐘 颯
島キャン2019夏〜おきのえらぶ島観光協会〜
観光協会って何をしているの?
アクセサリー製作体験で作っている「美ら玉」

私はこの度、沖永良部島(以降”えらぶ”と表記)の「一般社団法人おきのえらぶ島観光協会」に就業させていただきました。大学で観光を学んでいますが、観光協会がどんなことをしているのか正直あまり知りませんでした。ですのでこの機会に観光協会という組織がどんなことを目的とし、どのような活動をしているのか実際に働いて体感してきました。観光協会は日本全国に数多くあり、それぞれおこなっていることに多少の違いはありますが「島(地域)を盛り上げたい、多くの人に魅力を知ってほしい」という思いは共通して持っているように思います。「おきのえらぶ島観光協会」もそのような熱意を持って様々な事業をおこなっていました。えらぶの名産品やお菓子などのお土産の販売、施設内でおこなっているアクセサリー製作体験の案内、業務開始前・終了後の施設内の清掃、ビーチの清掃などの業務をおこないました。それ以外にもマリングッズのレンタルや自転車のレンタル、ケイビングなどの島内で実施されているツアーの案内、観光協会オリジナルのツアーの運営など様々な事業に取り組んでいます。私が携わった業務の中で一番印象に残っているのはアクセサリー製作体験「美ら玉作り」でした。えらぶのビーチの砂や貝殻、シーグラスなどを入れて作るアクセサリーで、私が就業していた2週間の間、ほぼ毎日予約が入るほどの人気プログラムです。そんな大切な業務をなんと任せていただきました!分かりやすい説明と小さなお子さんに対する柔らかな対応を評価いただいたらしく、自分としてもそこを意識して取り組んでいて、成果が出でて嬉しかったです。このことで観光協会の一員として貢献できたでけでなく、自分の自信にもつなげることができたので、とても貴重な良い経験ができたと思っています。就業先が「おきのえらぶ島観光協会」で本当に良かったです!

えらぶってどこ?
原付で島中を走り回った時に訪れた「半崎」

私は今回の島キャンで訪れるまで「沖永良部島」は名前くらいしか知らず、どこにあって何がある島なのかもあまり知りませんでした。しかし、結果から言いますとえらぶが大好きになりました。理由としてまず何と言っても自然の魅力に惹かれました。綺麗な海や特有の赤土の風景、背高いサトウキビや日本でも有数の鍾乳洞などとても豊かな自然を有しています。そして島を形成しているのが隆起したサンゴ礁であることにも驚かされました。実際に島の北部に行くとそれらがはっきりと確認できるような地形が見られ、その景色に圧倒されました。このように自然豊かなえらぶですがそれだけではありません。人々も大変魅力的でした。どこへ行っても皆さん親切ですし、島キャン生だと言えば「頑張ってね!」「えらぶ楽しんでいってね!」と声をかけてくださいました。島の子たちはみんな元気が良くどんな人にもしっかり挨拶のできる良い子たちでした。それも西郷さんの教えを今でも大切にし、教育に力を入れているえらぶだからこそだと感じました。とにかく人が温かくて居心地がとても良かったです。えらぶの「自然」と「人」に魅了されえらぶが大好きになり、まさに”えLOVE(えらぶ)”です!まだまだ知らないことがたくさんあるので絶対にまた訪れたいです。

休日の楽しみ方!
休みの日に訪れた「ワンジョビーチ」&生フルーツソースの「かき氷」

休日は島中を巡り、様々な場所に足を運びました。移動は車ではなく原付でというのが良かった点です。より島を見ること・感じることができたと思っています。多くの場所に行きましたが、やはり一番夏らしいと感じた「ワンジョビーチ」での海水浴が最も印象深く残っています。ワンジョビーチは海水浴場として開かれているビーチで、トイレ、シャワー、更衣室、駐車場などがしっかりと整備されていました。悪天候でも比較的穏やかで「ワンジョなら、、」といったことも言われるほど安定しています。そんな穏やかなワンジョビーチでゆったりと休日を過ごすことができました。海は透明度が高く、浅いところでも魚が見られるなど島だからこそ見ることのできるものだと思います。私はできなかったのですがSUPやクリアカヤックなども楽しむことができ、次に訪れた際は絶対やりたいです。

国頭小学校にある「日本一のガジュマルの木」
台風の影響で品物が届かない時のスーパーの棚の様子
知名町のお祭り