島キャン実施レポート

インターン報告

2022年夏 新上五島町
はまぐりデッキ
8/30~9/13
中央大学/経済学部  小島凜
はまぐりデッキに学ぶ新上五島
「島だから」ではない
はまぐりデッキopen前

蛤浜にある「はまぐりデッキ」では、フードの販売や簡単な調理、レジ業務を行いました。他にもSUPなどのマリンスポーツ業務やBBQの準備があります。夏の繁忙期を終えて店内は落ち着いた日々が続きましたが、常連のお客様や地元の方々とお話しできる機会もあり、コミュニケーション力が求められました。このような環境で私が驚いたのは、スタッフの方とお客様が知り合いであることが多かったという点です。さらに、そのお客さん同士も知り合いであったり、はまぐりデッキを通じてみんなが仲良くなり、憩いの場となっているところを見てスタッフとして嬉しく、はまぐりデッキがそこにある意味を知りました。また、オーダーが入って私がアルバイトのように慌ただしく準備しようとすると、「ゆっくりでいいんだよ」とスタッフさんに言われてしまいました。私はこの時ハッとしました。働き方が違う!と。あの言葉をかけてもらってから、落ち着いてお客さんと話しながら良い意味でゆったりと働くことができました。

近くにあるはまぐりデッキの系列店「グリデキッチン」では、お弁当の調理、仕込み、レジ業務を行いました。こちらでは、お昼の時間が毎日繁忙期です。はまぐりデッキ、カフェでのお仕事より、慣れるまで大変でした。また、どのお弁当も美味しそうでとても作りがいがありました。ベテランのパートの方の手捌きに圧倒されながらプレッシャーを感じる時もありましたが常に自分ができることを実行し、わからないときは正直にわからないから教えて欲しいと伝えることが大切だと思いました。調理は経験があったので難しさは感じませんでしたが、電話対応に困る時がありました。お弁当を購入されるお客様は高齢の方が多く、電話だと正確に注文を取れているか、正しく名前を聞き取れているか不安だったからです。不安な時は丁寧に聞き返したり臨機応変に対応することで解決していました。最終日には新メニューのレシピを考えたり、グリデキッチンのスタッフに慣れた気分で嬉しかったです。就業中、お客様の前にスタッフの方との声掛けや、ありがとうと感謝を伝えることが良い職場作りの前提であることを学びました。

カフェとお弁当屋さんの2種類で働いて、どちらとも島だからこそという働き方ではないと感じた。島だから人が優しいとかそういったことでなく、お店が島にあるという環境を基にし、それらをうまく活用することで地域の方が良いコミュニティを作っていた。島だからこそ、という前に人がいることを忘れてはいけないなと感じることができた。

魅力の詰まったちょうどいい場所「新上五島」
海ごみ拾いをしている時に出会ったお兄さんたち

私は、お仕事をしていない時間を無駄にしないよう、常に地域に触れようと思っていました。蛤浜でゴミ拾いをしたときは地元のお兄さん方と仲良くなり、何度もドライブや夜ご飯に連れて行ってもらったり、お家にお邪魔して一緒にトランプをしたり、観光地に遊びに行ったりしました。他にも、休日にはくらしの学校えんに就業している島キャン生と歩いて教会に行ったり地元のグルメを堪能しました。就業後はほぼ毎日、事業所の方に教会巡りに連れて行ってもらったり、地元グルメの五島うどんやお刺身、鯨をご馳走になることもありました。事業所の方は地域の方との交流が幅広く、島ヨーガに連れて行ってもらったりもしました。スタッフの方々や通退勤中に出会った方、宿の方におすすめスポットやグルメ情報を聞いたり、そのまま連れて行ってもらったり… 新上五島をぐるっと一周ドライブして地元のものを食べ、新上五島の自然に触れて、非日常的な体験に興奮しっぱなしの2週間でした。仕事するだけでなく、地域の方と移住のことや住みやすさ、人口問題など深く話せる機会が多くあり、新上五島について学べる良い経験になりました。

 

ドライブで行った頭ケ島天主堂
初めて食べた五島うどん
他の事業所の子と合流した日