島キャン実施レポート

ヨロンファン歴、更新中!

2019年夏 与論島
ヨロン島観光協会
9/12-9/25
関西学院大学/人間福祉学部  はるちゃん
海だけじゃない、ヨロンに恋した2週間
島を支える案内所
国指定重要無形民俗文化財、十五夜踊りの撮影

約30年前にヨロン島が大ブームしたのをご存知だろうか。当時はCMや特番にも取り上げられて、日本を代表するリゾート地だったそうだ。私は以前この話を両親から聞き、現在のヨロン島はどのようになっているか興味をもったのが、インターンの参加を決めた理由の一つだ。

実際に観光協会で働いてみると、多くの観光客が根強いヨロンファンだということが印象的だった。私もまたヨロンファンの一人になった。このヨロンファンを集めているのは、今までの観光協会の取り組みがあったからだということがわかった。島キャン生の受入れ担当である町岡さん(観光協会事務局長)のお話によると、地道に情報発信やPR活動を続けるとともに、観光客から与論を発信してもらえるような工夫をされたそうだ。私が就業している間にも、ターゲットに向けた情報発信の工夫や、たくさんの人に見てもらえるような写真の選び方などを教えていただき、情報発信の技術を学ぶことができた。改めて、観光協会の取り組みがあるから、思わず人に見せたくなるような、話したくなるようなヨロンがあるのだと思った。

情報社会と言われる今、このインターンで学んだことを生かし、これからの暮らしに役立てたい。そして、インターンが終わってもヨロン島の魅力を発信していきたい。

自分らしく
送別会での一枚。仕事以外のことまで大変お世話になりました!

たった2週間のヨロン島生活で、私はたくさんの人と出会った。その人たちと関わり、この島では「自分らしく」、そして関わる人たちの「その人らしさ」を受け入れる文化があることを学んだ。

私はかなりマイペースな方で、関西に住んでいると、人を待たせてしまっていないか気になったり、人よりワンテンポ遅い自分が嫌になったりすることがある。しかしヨロン島に来て、2週間そのようなことを考えた時間はほとんどなかった。それは、島で出会った人たちが、私のマイペースな面も含めて接してくれたからだとおもう。だから私にとってヨロン島はとても居心地の良い場所だった。自分のことを気にする時間が減った分、いつもより周りが見えるようにもなった。

もちろん島の自然や文化はとても魅力的だが、何よりこのヨロン島にいる人たちがつくる「自分らしく」いられる場所に心を惹かれた。こんな風にいられるのが当たり前ではないことを、帰ってきてから強く実感している。

時間に追われ心に余裕がなくなったとき、ふとヨロンのことを思い出し、「自分らしく」を忘れずにいたい。

ヨロンの海でブルーチャージ!
鳩の湖から見える景色

趣味でスキューバダイビングをしていて、離島が大好き、海が大好きな私。そんな私にとってヨロン島は天国のような島だった。リーフで囲まれたこのヨロンには60ものビーチがあり、ヨロンブルーと言ってもそれぞれのビーチで見える青さは全然違う!私が一番好きなブルーは「鳩の湖」から見える海で、ゼリーのような透き通った水色をしている。

またビーチから見る星空も絶景で、市街地から歩いて数分のウドノスビーチは忘れられない。大好きな島キャン生と、流木に座ってアイスを食べながら星空を眺めた時間は一生の宝物だ。

ここには書ききれないほどヨロンの海に愛が溢れるので、また来年もヨロンブルーをチャージしに帰ってこよう。それでも我慢できなくなったら、写真や動画で癒されよう。

幻のビーチ、「百合が浜」に上陸!
キャッチコピーをつけた写真をサザンクロスセンターに展示
居酒屋「ひょうきん」のもずくそばと島らっきょうの天ぷら