島キャン実施レポート

与論島の魅力

2017年夏 与論島
ヨロンSC
2017年9月13日~9月26日
和歌山大学観光学部  非公開
島キャンを通して
ヨロンSCに就業して

今回、ヨロンSCで働かせていただいて、とても良い経験をたくさんさせていただきました。
今まで、海で働くということについて考えたことがあまりありませんでした。
仕事内容の中で、サンゴについての授業をする機会があり、たくさん調べて知識をつけました。しかし、実際よそ者の私が、サンゴも見たことがないのに、守らなければ行けないなんてなんの説得力もありません。
あるとき、就業先の方が珊瑚礁のカラフルなリーフを見に連れて行ってくれました。その時に珊瑚礁を見たことで、少し自信を持ってサンゴを守るべきものであると話せるようになりました。
また、天候によって左右される環境であることでたくさん天候の知識をつけることができましたし、海の資源のサステイナビリティや観光地ということについてたくさん考える機会になりました。

与論島の地域について

与論島は車で2時間あれば簡単に名所を回りながら観光できる場所です。
また、端から端まで自転車で30分あれば行けます。
信号機も町の中心に1つしかありません。
それぐらい小さな町で、お互いが顔見知りで、とても小さいコミュニティの中で生活が営まれています。
コミュニティーが小さい分とてもお互いがお互いを思って生活していると感じます。2週間しか島にいなくてもまた帰って来てねと声をかけてくれる就業先の人や、他の就業先の方々の温かい気持ちがとても心にしみました。
また、帰りの飛行機に乗り、那覇の空港に着いた時に送っていただいた写真を見ると、私がいないにもかかわらず飛行機が離陸するまで手を振り続けてくれたことがわかる写真を添付していただきました。
とても人が温かく、どこにいても安心して過ごせる町であることを感じました。

まとめ

今回、与論島に島キャン生としてインターンができて、普段の学生生活の中で学んできた知識と現実の事象を重ねて考える機会がとても多かったと思います。
観光とは、観光地とは、居住地とは、持続可能性とは、、、
また、初めて得ることもたくさんありました。
天気について、潮の満ち引きについて、サンゴについて、日本の歴史について、、、
就業で学ぶことも多かったのですが、それ以外の場面でもとても知識を吸収する場となりました。
この経験を生かし、自分の進路だけでなく、他のものにももっと目を向け、いろいろなものに積極的に興味を示し、行動できる人になりたいと思いました。